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2025年05月10日 [意識のコト]

ウェルビーイングA

こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。

所用で久しぶりに鎌倉へ
出かけてきたのですが
海外旅行者のあまりの多さに
「ココは外国か?」
と思っちゃた今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?



ウェルビーイングシリーズA:自己統合
〜分断された自分をひとつに〜

前回の「潜在意識との対話」に続き
今回は「自己統合」について探ります。

ワタシ達の多くが
「自分らしさって何だろう?」と
問いかける時代。
特に現代社会では仕事、家庭、SNSなど
様々な「顔」を使い分ける中で
自分自身が分断されていく感覚を
抱えていませんか?


バラバラになった現代のワタシ達


現代社会に生きるワタシ達は
さまざまな「ペルソナ(仮面)」を
使い分けています。

* 仕事での自分:
 効率と成果を重視する真面目な姿

* プライベートの自分:
 リラックスして素の表情を見せる姿

* SNSでの自分:
 選別された「いいとこどり」の姿

* 家族の中の自分:
 親や子としての役割を演じる姿

これらの「顔」が本来の自分から
あまりに離れてしまうと
「本当の自分はどれ?」という混乱や
常に演技している疲れを感じること
になります。

ミラー

【具体例】
35歳のSさんは会社では冷静沈着なリーダー、
家では優しい母親、
友人との集まりでは陽気なムードメーカー、
と場面によって全く違う人格を演じていました。
ある日
「どれが本当の自分なのか分からない」
という不安に襲われ
自分を見失いそうになったといいます。


自己統合とは何か

自己統合とは、

分断された自分の

様々な側面を認め、

受け入れ、

調和させるプロセスです。


完璧な自分を目指すのではなく
矛盾や弱さも含めて

「これ全部が私」

と受け入れること。
それが自己統合の本質です。

私たちは普段

* 「怒りっぽい自分」は悪い
 ➡ 押し殺そう
* 「弱い自分」は恥ずかしい
 ➡ 隠そう
* 「成功する自分」だけが価値がある
 ➡ 頑張ろう

と自分の一部だけを評価し
他の部分を否定しがちです。

ですがすべての側面には意味があり
それぞれがワタシ達の人生で
重要な役割を果たしています。


5分でできる自己統合ワーク


ステップ1:自分の多様な側面を書き出す
紙とペンを用意して
思いつく限り自分の異なる側面を
書き出してみましょう。

例:
  * 頑張り屋の私
  * 甘えたい私
  * 怒りっぽい私
  * 優しい私
  * 臆病な私

ステップ2:それぞれの側面を深く理解する
各側面について以下の質問に答えてみましょう

◆どんな時にこの自分が顔を出しますか?
(例:職場、家族といる時、ストレスを感じた時)

◆この自分は私にとってどんな役に立っていますか?
(例:守ってくれる、成功させてくれる)

◆この自分に対して私はどんな気持ちを持っていますか?
(例:好き、嫌い、恥ずかしい)


ステップ3:対話してみる

特に受け入れがたい自分があれば
その自分と対話してみましょう。

「なぜ私は人に怒りをぶつけてしまうのだろう?」
「なぜ家族に本音を言えないのだろう?」

このような内なる対話をすることで
自分自身への理解が深まり
自己統合への一歩となります。

【実践例】
Mさん(38歳)のワークシートから:
「怒りっぽい私」
→ 職場で理不尽なことがあると現れる
→ 自分の境界線を守るために必要
→ いつも後悔するので嫌い
→ 対話の結果:「怒り」そのものは
自分を守る大切な感情だと気づき
表現方法を変えればいいと理解できた



自己統合がもたらすもの


自己統合が進むと
以下のような変化が起こります。

1. 内なる葛藤の軽減
自分の様々な側面を受け入れることで
内側での戦いが減り
精神的エネルギーが解放されます。

2. より本来の自分に近い生き方
「こうあるべき」という型にはまるのではなく
状況に応じて自分のさまざまな側面を
活かせるようになります。

3. より深い他者とのつながり
自分自身を丸ごと受け入れられるようになると
他者も同じように受け入れる余裕が生まれます。

4. 創造性や直感の解放
内なる批判や検閲が減ることで
創造性や直感がより自由に
発揮されるようになります。


今日からできる自己統合への小さな一歩

* 「良い自分」「悪い自分」
 という区別をやめてみる 

* 内なる批判的な声に気づいたら
 「これも私の一部」と認める

* 寝る前、その日に感じた
 様々な感情を振り返り、日記に書き留める

* 自分の弱さを信頼できる人に
 少しだけ見せてみる

一人ひとりの内側の調和が
社会全体の調和につながります。
自分自身を丸ごと受け入れることで
他者も丸ごと受け入れる余裕が
生まれるのです。

次回は「利他愛」をテーマに
他者とのつながりがもたらす豊かさ
について探ります。
お楽しみに!



今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。




あじさいそろそろ楽しい季節に〜〜♪♪
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