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ポール・スミザーさんに学ぶ
2019年01月12日 [人生の学び]
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。

出しっぱなしにしておいたミシンから
パチパチと小さな火花があがってたものの
そのまま家を空けて戻ってきたら
今度はコンセントから火があがって
大慌てでタオルをかけるも
どんどんと燃え広がってしまい

「おかあさ〜〜ん!」

とハナ○ルキ味噌CMばりに
助けを呼んだ夢を見た今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?



今日は
イギリス人ガーデンデザイナーの
ポール・スミザーさんの本を
紹介したいと思います。

ポールスミザーさん

多分母国のイギリスよりも
日本に住んでいる期間が長そうな
ポールさんですが
とにかく
ポールさんのただならぬ

植物愛

に驚かされます!

日本人にとっては見慣れた草花でも
彼の目に止まれば

特別な存在

と思わせてしまうほど
植物に対するリスペクトはハンパなく
植物から学ばせてもらうという
ポールさんの謙虚な姿勢は
ワタシもおおいに学ぶところが
ありました。


本当にひとつひとつの
草花の特徴をよく捉えていて
その観察力に脱帽です。

植物の生き方を通して
ワタシ達も楽に生きられるヒントが
沢山散りばめられていて
心にじわ〜っと伝わってくる本です。

いくつかご紹介しますね。

*オルレア
「干渉しない、だけど決して見放さない」


オルレアは生命力ある多年草。
繁殖力は驚くばかりで、気がつくと
隣の家の駐車場や石垣の間なんかに
生えています。
…人間が意図的に(種を)蒔く時も、
土を掘って間隔を何センチあけて…
なんてルールを機にする必要は
ありません。パラパラと蒔けば
それで終了。
一から十まで面倒を見てしまうのは、
一見、親切に見えますが、オルレアにとって
生きる力を削いでしまうのと同じなのです。
子供も、上手にヒントだけあげれば、
放っておいてもどんどん伸びていきますよ。
だから私は、育てる相手を放っておきます。
その力を信じて。
育てるって”信じる”にも通じるのかも
しれないですね。

*ヤマツツジ
「魔法の薬より、自分を信じる」


園芸書には、必ず肥料の広告が載っていますね。
まるで魔法の薬であるかのように…
土の量が限られた植木鉢の植物ならともかく、
大地に根を張っているものにそれは
必要ありません。
ヤマツツジの勢いがその証です。
植物は人が思うほど弱くありません。
たとえ地球から人間がいなくなっても
形を変えて環境に馴染み、
生きていくでしょう。
植物と同じように、人も思うほど
弱くないのです。

*ヤマザクラ
「遠慮せず、SOSを出していい」


もう、自分ひとりではどうしようもない
悩みを抱えているのにプライドが邪魔したり、
周りに心配をかけたくないという気遣いから、
誰にも弱みを見せられない。
誰にも見られないところで泣いているあなたに
思い出して欲しい植物があります。
おぼろな淡いピンク色の花を咲かせる
ヤマザクラの木です。
株が弱ってしまったり病気にかかった時
彼らはそれを隠そうとしません。
それどころか葉の色や数、大きさを変えて
素直にSOSを出し、自分から助けを求めて
その状況を切り抜けます。
私たちも、つらさがマックスにならないうちに
SOSを出す。それができるようになったら
いいと思います。

 ***

この本を読み終わったら
気持ちも軽くなって
今まで目にも入らなかった
道端の小さな草花にも
愛おしく感じるコトと思います。

ワタシも
この緑豊かな日本という国に
今住んでいるということに
改めて感謝しました。


一息つきたい方
ちょっと癒されたい方に
オススメです♪




blue bell火事の夢でドキドキしちゃった自分にも
植物の癒しが必要〜♪♪

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